みなさんは打ちっぱなし練習のときに自分のスイング動画を撮影し、チェックしていますか?
自分のスイング動画なんて幻滅するから見たくない…
それではいつまでも上手くなりません。
自分のスイング動画を見るとイメージとの差に凹みますよね。
しかしスイング動画を確認しながら練習することで、スイングがきれいになりミスショットも減ります。
ゴルフが上達しなくて悩んでいるなら、自分のスイング動画を撮影してみましょう!
スマホで簡単に撮影できます◎
- 打ちっぱなし練習で上達しない
- スイングを試行錯誤しても上手くいかない
- なにから練習していいか分からない
という方に向けて、打ちっぱなし練習で正しく上達するための「スイングチェック方法」を紹介していきます。
私の経験上、自分のスイング動画をチェックして絶望することが上達への第一歩です。
現状を知ってから、スイング改善に取り組みましょう!
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打ちっぱなし練習で上達するには|スイング動画を撮影しよう
普段の練習で200球、300球と打ちきることを目標に練習していませんか?雑誌やYouTubeから得た情報をもとに、独学で試行錯誤しながら練習する方が多いと思います。
しかし残念ながら、あなたが思い描くスイングイメージと実際の身体の動きには大きな差があることがほとんどです。
独学でゴルフを上達するために大切なのは、自分のスイングを客観的に確認しながら試行錯誤すること。
偶然のナイスショットで「これだッ!!」と勘違いする気持ちは痛いほどわかります…
スイングを確認せず、やみくもに練習すると変なクセもつきます。
「今年こそゴルフをうまくなりたい!」と思うなら、自分のスイングを撮影して確認する習慣をつけましょう。
スイング動画の撮影に必要なアイテムは3つ
スイング動画の撮影といっても高価な道具は必要ありません。
スイング撮影に必要なアイテムを紹介します。
- スマホカメラ
- カメラ三脚
- スイングチェック系アプリ
①スマホカメラ
スマホひとつで動きの速いスイング動画も撮影できます。
古いスマホでも十分なカメラ機能がついていて、スイング動画の撮影に支障になることは少ないです。
デュアルカメラ標準搭載しているiPhone8以降の機種ならOK!
スマホカメラって意外と高性能で、スイング動画の撮影に便利な機能がついています。
私はiPhoneを愛用していますが、Androidにも搭載されているカメラ機能なのでぜひ参考にしてください。
グリッド機能
練習打席の位置が変わるとロケーションも変わるので、一定の構図で撮影するのは難しいですよね。
そんな時はグリッド線を表示しよう!
グリッド機能は、スマホの撮影画面に補助線を表示させる機能です。
グリッド線を活用するといつも同じ構図で撮影しやすくなるため、比較研究が大切なスイング撮影において心強い機能です。
スローモーション機能
通常のカメラモードでは、インパクトの瞬間がうまく撮影できないことがあります。
そんな時には、スローモーション機能でスイングを確認すると改善点がみつけやすくなります。
インパクトの瞬間のフェース向きまで見れちゃう!
スマホによっては、さらにスローな撮影ができる設定があるので気になる方は設定方法をチェック!
120fps以上のスローモーション設定がおすすめです。
fps(フレームレート)とは1秒間の撮影コマ数を示す単位で、数値が増えるほどより細やかな動画になります。
広角カメラ機能
通路や打席が狭い練習場でも広角カメラ機能を活用するとスイング全体が撮影できるようになります。
iPhone11以降で使える機能です。
スロー撮影と併用できる!
練習場の環境に応じて広角倍率を調整して撮影してください。
広角倍率が高いとスイング動画が歪んでしまう場合があります。
そんなときは性能の良いスマホ用の広角レンズをつかうと歪みの少ないスイング動画を撮影できます。
スマホ用の広角レンズのおすすめ
後付け広角レンズを選ぶときは、以下のポイントに気をつけましょう。
- クリップ式で簡単装着
- 広角倍率は0.4〜0.6
- 高品質で映像に歪みが少ない
私はActyGoを愛用してます!
高品質でコスパ最強!
②カメラ三脚
カメラ三脚を使うと一定の高さで撮影でき、練習環境に左右されずに撮影することができます。
ノーブランドの安価製品から本格カメラメーカーの高品質製品まで様々な種類がありますが、スイング撮影に必要な要素は3つ。
- キャディバック等への収納性
- 必要な高さまでの伸縮(800㎜以上)
- 遠隔シャッター機能
Bluetoothで遠隔撮影が便利!
③スイングチェック系アプリ
スイング動画を撮影したら実際にチェックし改善点を洗い出していきます。
カッコ良くないのはわかるけど、改善点が分からない。
そんな時にはスイングチェック系アプリを活用するとスイングの改善ポイントがわかりやすくなります。
アプリによって使える機能が違うので、あなたの練習目的に合うアプリを選びましょう。
ダウンロード無料なので迷ったら使ってみよう!
スイングチェックbyじゃらんゴルフ
レッスンプロのお手本動画が見放題!自分の動画とお手本動画を並べて比較研究できます。
- 過去の撮影動画でスイング分析
- スイング動画にマーカーできる
- お手本プロと横並びでスイング比較
- お手本プロのスイング動画が豊富
お手本動画ではクラブ別のショットやバンカーショットなど高品質な映像がみれます!
PLAY SWING
YAMAHAの独自技術でインパクト音を感知してスイング解析を行うスイング撮影・比較補助アプリです。
スイング以外の部分を自動でトリミング(削除)してくれる機能が秀逸!
- 過去の撮影動画でスイング分析
- 複数ショットを自動でトリミング
- スイングで重要な4つのポイントを検知
- スイングテンポを計測
- スイング中の手や頭の動きを自動表示
操作も簡単で使いやすい!
SwingX
SwingXの最大の特徴は、撮影したスイング動画からAIが骨格を測定しスイング解析をしてくれることです。
お手本プロとの比較やスイング課題をリスト化してくれ、まさにスマホがゴルフコーチをしてくれます。
- アプリで動画を撮影してスイング分析
- ゴルフスイングの骨格の動きを見える化
- お手本プロと横並びでスイング比較
- スイング改善の課題をリスト化
骨格測定は無料で使えます!
お手本比較は課金が必要です。
正しくスイング動画を撮影する3つのポイント
スイング動画を撮影するときは、次の3つのポイントに気を付けると上達につながる分析ができます。
- 2方向(正面・後方)から撮影する
- いつも同じ構図で撮影する
- 撮影は1〜2球で区切る
詳細を解説していきます!
2方向(正面・後方)から撮影
スイング動画の撮影は、正面と後方からの2方向で撮影しましょう。
撮影の向きによってチェックするポイントが違います。
プロのスイング動画なども2方向から撮影されていることが多いので、比較研究もしやすいです。
一定の構図(アングル)で撮影
スイングチェックの動画はカメラアングルが重要です。
カメラアングルを間違うとスイングの見え方が大きく変わり、正しいチェックができなくなります。
正面方向からの撮影ポイント
- ボールを中心線に合わせる
- カメラの高さは手の高さ
- スイング全体が入る距離を保つ
後方方向からの撮影ポイント
- 撮影画面の中心にグリップを
- カメラの高さは手の高さ
- スイング全体が入る距離
- 目標、ボール、カメラを一直線に
カメラアングルによって、スイング軌道やフェースの向きの見え方が変わります。
スイング動画を撮影するときは常に一定のアングルで撮影しましょう。
撮影は1〜2球で区切る
ひとつのスイング動画は多くても1〜2球で区切りましょう。
撮影時間が長いと見返す時に確認しにくく、スイングも雑になりやすいので要注意。
ミスショットも含めて確認することでスイングの癖がみつかります。
スロー撮影時は1球ごと撮影!
スイング動画のチェックポイント
ゴルフスイングを撮影したら動画を確認します。良いところ・悪いところの両方を認識しましょう。
撮影方向によりチェックポイントが変わります!
- 左右への体重移動の量
- 頭が上下左右に動いていないか
- トップポジションの位置(オーバースイングに注意)
- ハンドファーストでインパクトしているか
- 肩と腰の回転
- ダウンスイングで手首のタメがキープできているか
- アドレスの前傾姿勢がキープできているか
- 頭が上下前後に動いていないか
- スイングプレーンの確認(アウトサイドイン・インサイドアウト)
- クラブフェースの開閉
- 左右の腕の使い方
最初からすべての項目を確認する必要はありません。
改善したいミスの傾向(結果)から、スイングのクセ(課題)を探すと独学練習でも方向性を間違えずに上達できます。
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わかりやすく解説されてます。
まとめ|上達へのはじめの一歩はスイング確認
スイング動画を確認しながら練習することで、練習量が確保できない週末ゴルファーでもゴルフが上手になります。
最初は自分のスイングが想像以上にかっこ悪くてショックを受けると思いますが、それがはじめの一歩。
スイング修正には時間がかかります。
しかし、続ければ確実にスコアが安定します。
自分のスイングを知ってクセを理解することで、ネットや雑誌から得た情報を自分のスイングに落とし込めるようになります。
スマホアプリやYouTubeのお手本動画と比較研究を続けて、上達していきましょう。
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