なんとか時間を捻出し、練習を続けているのに「いつまでも上手くならない」と頭を抱えていませんか。
練習時間が足りない…
上手くなるイメージが湧かない
ゴルフが好きでもスコアが悪いと楽しめませんよね。
私自身、初めての100切りから、80台でプレーが安定するまでに遠回りをしてきました。
しかし「ある時」を境にスコアが伸び始め、ラウンドがとても楽しくなったのを覚えています。
スコア100付近で伸び悩んでいた頃より、80台でラウンドできる現在のほうが練習時間は短くなりました。
ゴルフが上手くなる考え方を知っただけ!
「練習してもゴルフが上手くならない」と悩むゴルファーの多くは、自らゴルフを難しくしています。
100切→80台へのステップアップに必要なのは、高い技術力ではなく練習の正しい方向性。
= 上手くなる考え方です。
この記事では、100切付近で伸び悩む月1ゴルファーに向けて「ゴルフが上手くなる考え方」を解説していきます!
ゴルフが上手くなる考え方|スコアに直結する「3つのコツ」
ゴルフは、ティーグラウンドからグリーン上のカップに入れるまで、いかに少ない打数で運ぶかを競うスポーツです。
- きれいなスイングになりたい
- まっすぐに飛ばしたい
- より遠くに飛ばしたい
特にスコア100付近で伸び悩む方は、このような理想をもって練習している方が多いです。
しかしこれらを身につけるには、膨大な時間が必要がかかる割にスコアアップに直結しません。
私が遠回りした原因も同じです。
月1ゴルファーが上手くなるために重要なのは、スコア改善に直結する練習だけをすることです。
- 自分のゴルフを知る
- シンプル・簡単に考える
- スコアに繋がる練習を知る
3つのコツを意識して練習すれば、中級者へ最短距離でステップアップできます。
具体的に解説していきます!
①自分のゴルフを知る
打ちっぱなし練習場で200球、300球と練習しても上達には繋がりません。
最短でステップアップするために、まずは自分のゴルフを知ることから始めましょう!
- 自分のスイングを確認する
- ラウンド結果のスコアを分析する
スコア80台を目指す上で「スイングの確認」と「スコア分析」は必須です。
上達スピードが格段に上がります!
スコアアップに必要な練習に集中して取り組みましょう。
具体的な手順については、こちらで詳細に解説しています!
②シンプル・簡単に考える
完璧なスイングを追求する考え方を変えましょう。
- 右手のコックが…
- アイアンはダウンブローで…
- ハンドファーストのインパクトが…
80台でラウンドするために、スイング理論に深入りする必要はありません。
スコア80台を目指す人の練習量では、スイングの完成度を追求する時間は足りないからです。
「シンプル・簡単」を徹底することで、スコア80台のプレーが見えてきます。
- 今ある技術でスコアをつくる
- 完ペキを目指さずシンプル・簡単にする
スコアアップを考え尽くした先に、スイングの完成度を追求する方が良い結果に繋がります。
③スコアにつながる練習を知る
課題意識を持たずに同じ練習を繰り返したり、球数を目標にやみくもな練習を続けていませんか?
でもスコアに繋がる練習が分からない…
スコアに直結する練習は人それぞれ違います。
スコア分析をして「自分のゴルフを知る」と、あなたのスコアに影響している課題が見えてきます。
- ドライバーのスライス
- FWが苦手
- バンカー脱出が苦手
- ショートアイアンがグリーンに乗らない
- 60〜100yアプローチの距離感が合わない
- 3パットが多い
スコアに影響している課題を解決するには、
- 練習でしか解決しない課題
- マネジメントで解決できる課題
があります。
課題を分類してみましょう!
練習でしか解決しない課題
ドライバーのスライス
残念ながらドライバーのスライスを直すためには、練習しかありません。
ドライバーのスライス改善に効果的だった練習方法は、ミドルアイアンでボールを曲げる練習です。
関連記事:ボールを曲げる練習(準備中)
しかし、ドライバーのOBは考え方で減らせます。
- 曲がる側にOBエリアがある時はドライバーを使わない
- 曲がり幅を想定して狙いを決める
ショートアイアンがグリーンに乗らない
ショートアイアン(8・9・PW)の精度はスコアに直結する重要な要素です。
ラウンドでの使用頻度が高く、ショートアイアンに自信がつくとゴルフが簡単になります。
一方で、精度を高めるためには練習量が大きく影響します。
練習でしか解決できず、高い練習効果が見込まれることから80台を目指すために重要な練習のひとつです。
関連記事:ショートアイアンの練習
3パットが多い
ショートアイアン(8・9・PW)の精度はスコアに直結する重要な要素です。
ラウンドでの使用頻度が高く、ショートアイアンに自信がつくとゴルフが簡単になります。
一方で、精度を高めるためには練習量が大きく影響します。
練習でしか解決できず、高い練習効果が見込まれることから80台を目指すために重要な練習のひとつです。
関連記事:ショートアイアンの練習
マネジメントで解決できる課題
FWが苦手
飛距離を稼ぐクラブは難易度の高いものが多く、使いこなすには練習が必要になります。
しかし、80台を出すために難しいクラブを使う必要があるのかを考えましょう。
ラウンド中は、得意なクラブの出番を増やす意識を持つと、練習時間を必要な練習に当てることができます。
バンカー脱出が苦手
バンカーショットは練習機会が少なく、苦手意識を持つ人が多いです。
多くの場合、1つ前のショットのクラブ選択でミスをしています。
そもそもバンカーを回避するマネジメントを徹底することが大切です。
- 確実に届かないクラブを選択する
- 確実に超えるクラブを選択する
- バンカー越えのない位置を狙う
「確実に」を徹底して実行できるとスコアが良くなる!
60〜100yアプローチの距離感が合わない
バンカー回避と同じく、距離感が合わない距離を残さないように徹底することで解決できます。
ゴルフのマネジメントは「引き算」です。
カップインまでの残り3打で得意な形を身につけるとゴルフがやさしくなります。
関連記事:ゴルフは引き算|マネジメントの根幹(準備中)
▼をタップすると詳細が見れます
ゴルフが上手くなるためには、「練習でしか解決できない課題」を集中的に練習しましょう。
おすすめの練習方法は、「基礎的な練習ルーティン」に「スコア改善につながる練習」をトッピングする方法です。
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🔗おすすめの打ちっぱなし練習ルーティン(調整中)
ゴルフが上手くならない人がハマる|上達を妨げる落とし穴3選
上達を妨げる落とし穴について紹介します。
心当たりがあれば見直しましょう。
今より上達するきっかけを見つけることができます。
①いつもの打ちっぱなし練習
200~300球と打ち続ける練習をしていませんか?
ゴルフが上手くなるためには、数多くボールを打つ練習が必要だと勘違いしている人が多いです。
スコア80台でプレーするために重要なのは練習の量ではなく質。つまり練習の方向性です。
スコア80台は、週1回の練習でも十分に達成できます。
- 球数を決めて打ち切ることがルーティン
- いつもの打席で決まったターゲットを狙う
- 全てのクラブを均等に練習
②スイングの完成度を追求する
きれいなスイングは格好良くて球筋も良くなるので、スイングの完成度を高めることは大切です。
しかし、重要なのは「再現性の高いスイング」を身につけること。
完璧なスイングを身につけようと、スイング中に考え過ぎると再現性は低くなる一方です。
- 頭の位置を動かさない
- 大きい筋肉を意識して使う
- 背骨を中心軸にスイングする
③難しいクラブを使っている
みなさんはゴルフを始めるときにどのようにクラブを揃えましたか?
- 会社の上司や親から譲ってもらった
- 初心者モデルの一式を買った
- 経験者に中古モデルを選んでもらった
古いクラブやレベルに合わないモデルを使っているとゴルフは上手くなりません。
クラブの技術革新は早く、10年前と現在のモデルではクラブ性能が大きく変わります。
- 直進性
- 飛距離
- ミスの許容度
近年のモデルはミスショットへの寛容性が高くなっており、10年前のモデルに比べて平均飛距離が10ヤードも伸びると言われています。
最新モデルを買う必要はありませんが、ゴルフを簡単にするために買替を検討してみましょう。
3年落ち程度のモデルがコスパと性能のバランス◎
「いつまでも上手くならない」を卒業して80台へ|具体的な5つのステップ
短期間でゴルフが上達する人と上手くならない人の違いは、効率的な練習方法を身につけているかどうかの差です。
90切を達成し、スコア80台を当たり前にする具体的なステップを解説していきます。
- 上達に必要なことを理解する
- 練習環境を構築する
- 課題をしぼって練習する
- シンプルで簡単なゴルフに徹する
- ラウンドを通して精度を高める
スコア80台を目指す上で真っ先に着手すべき最優先課題は「スイングの確認」と「スコア分析」です。
まずは自分のスイング動画を撮影して、客観的にスイングを確認してください。
YouTubeのレッスン動画やゴルフスクールなどでアドバイスを受けたときに、自分のスイングを知っているとアドバイスに対する理解が深まります。
また、スコア分析に取り組み、スコア改善に必要な練習を理解しましょう。
このステップでのゴールは「課題意識を持って練習に取り組む習慣を身に着ける」です。
まずは現在地の確認!
仕事や家庭で忙しい中、練習を続けるためには練習環境を構築することが重要。
スコア80台でゴルフができるようになるには、週に1回ショット練習することが望ましいです。
特にインドアゴルフ練習場を活用すると上達のスピードが早まり、着実に上達できます。
このステップでのゴールは「自宅から職場のルートで通いやすい練習場を見つける」です。
関連記事:インドアゴルフ場をおすすめする理由
自宅でパター練習ができる環境も作ろう
全クラブでショット精度を高めるには、膨大な練習時間が必要となります。
しかし80台でラウンドするためには、スコアに繋がる課題に絞れば週1回の練習でも手が届きます。
スコアに繋がる課題とは「練習でしか解決できない課題」です。
- ショートアイアンの反復練習
- 20〜60yの打ち分け練習
- パター練習
弾道計測器が設置されている練習場であれば、スイングを映像で確認でき、クラブの入射角やスイング軌道がデータ化されるのでおすすめ。
このステップでのゴールは「スコアに繋がる練習を知り、反復練習に落とし込む」です。
1〜3ヶ月など期間を絞ってゴルフスクールを受講するのも効果的なので、ぜひ検討してみてください。
関連記事:ゴルフスクール
上手くなるための練習に集中!
80台でラウンドするために必要な技術は、そんなに難しいものではありません。
- 300y飛ばせるドライバー
- ふわっと浮かせるロブショット
- キュッと止まるアプローチ
スコア80台にはどれも不要な技術です。
苦手、得意を理解して、できるだけリスクが低くリターンの大きい選択ができるようになると短期間でスコア80台に到達できます。
誤った固定概念を捨てることでゴルフがシンプルで簡単になります。
- 1打目は絶対ドライバー
- 残り200yならウッドで狙う
- アプローチはウェッジを使う
このステップのゴールは「得意と苦手を知り、シンプルで簡単なゴルフができる」です。
誤った固定概念は上達を妨げます…
普段の練習で苦手を潰し、実践を繰り返すことで80台への確度が高まります。
ラウンド中は、スコア分析では読み取れないミスを誘発するシチュエーションを記憶してください。
成功体験を繰り返し、100y以内から3打で上がるための得意な型を身に着けましょう。
このステップでのゴールは、「スコアデータからではわからないミスを知り、得意な型を身につける」です。
ここまでくればスコア80台は目前です!
スクールに通うだけでは上手くならない!レッスンは試行錯誤の手段
結論、ゴルフスクールに「通うだけで上手く」はなりません。
しかし、レッスンで受けたアドバイスが上達のきっかけになることは多々あります。
身体の動かし方は、受け手の経験や感覚によって大きく変わるため、対面でレッスンを受けるのが効果的!
レッスンではプロのコーチが、さまざまな表現・手法でアドバイスをしてくれます。
あなたに合う「腹落ちする表現」に出会うことが上達のきっかけになります。
アドバイスの表現・手法の幅が広いのがスクール受講のメリット。
試行錯誤を繰り返すことが趣味ゴルフの醍醐味です。
スクール受講=試行錯誤の手段のひとつ
ゴルフ経験者がスクールを活用するときは、目的意識をもってスクールを受講できると結果に繋がりやすいです。
「これでいいのかな?」
「何が正しいか分からない…」
という不安を消せるだけでも、レッスンを受講するメリットはあります。
まとめ|スコア80台でプレーするために
月1ゴルファーがスコア80台でプレーするために必要なのは、効果的な練習方法を知ることです。
自分のプレーを理解し、簡単なアプローチでスコアに直結する練習に集中しましょう。
特にスコア100付近で停滞している方は、練習環境を見直すと効果的です。
スコアに直結する効果的な練習のコツは3つ。
- 自分のゴルフを知る
- シンプル・簡単に考える
- スコアに繋がる練習をする
3つのコツを実践することで、中級者へのステップアップに繋がる!
- 静止したボールを
- 好きなタイミングで
- 自由なリズムで打てる
その反面、余計な動きをしやすいため独学での上達が難しい。
ゴルフ歴が1年もあると、独自のクセが身体に染みついてしまいます。
スクール受講も有力な手段のひとつ
あなたに合う「スクールの選び方」はこちらの記事で解説しています!
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ごるナビ!では、ゴルフを簡単にするコツに特化してコンテンツを提供しています。
練習に割けるお金と時間が限られている週末ゴルファーに向けて、80台でラウンドするためのコンテンツを発信していきます!
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